第七十三代スローガン

 

 

 「開華」 

 

学習院大学のシンボルである桜が、春になり開華する状態を應援團で目指そうという想いを込めてスローガンを決定しました。學習院大學應援團は 100 名以上から構成される非常に大きな團体であり、他大学と比べ三部一体に力を注いで活動しています。その一方で、團員の規律や帰属意識は他大学に劣っているのが現状です。
第 73 代は第 2 回「桜の下に」をもって終わりを迎えます。1 年間の活動を通し、第 2 回「桜の下に」に向かって開華する、應援團らしい華やかな團体を創ります。開華した應援團の姿として私たち幹部は「愛」、「伝承」、「魅了」の 3 つの柱を定め、より活動しやすい環境を整えるとともに、團員の帰属意識を高めます。
 

 【愛】

「應援團は学習院大学を代表する團体です」。恐らく皆さんはこのお言葉に聞き覚えがあるでしょう。日ごろよりご指導いただいている先生方や先輩方は、學習院大學應援團に愛を持って応援してくださっています。しかしながら、依然として学習院大学の生徒からの認知度は低く、活動内容が広まっていません。そのため、応援活動や学校行事への積極的な参加による部会との繋がり強化、学内用ポスターの作成等を通し、認知度向上を図ります。また、全團員が活動を心から楽しみ、應援團が大切な居場所となるよう、團員の意見に耳を傾け、日本一の応援団を目指す指針の 1 つである「圧倒的学習院ブランド」の確立のため、應援團内外から「愛される應援團づくり」を目指します。

【伝承】

今年度までの 72 年間、學習院大學應援團は歴代の先輩方が繋いでくださった伝統の下、存続してきました。1 月に実施した「桜の下に」も、第 72 代の先輩方の「後の何十代にも受け継がれる誇れる行事を開催したい」という想いから誕生した行事です。しかしながら、應援團はそのような伝統や想いを受け継ぐだけでは、この令和の時代を生き抜くことは困難であると存じます。團ルールの見直しを通して良き伝統を進化させ、第 73 代の團員全員で高度な技術と結束力を創り上げ、日本一の応援団を目指します。

【魅了】

「日本一の応援」、「究極の三部一体」。この 2 つは日本一の応援団を目指す指針の残り 2つとなります。演技、応援活動を通して人々に勇気や笑顔を与えることが應援團の役割です。学習院大学を代表する團体として観客の方々を「魅了」し、学習院大学の発展に寄与できるよう、一人ひとりが目的意識を持ち、有意義な三部練習・三部合宿を行えるよう、努めてまいります。