歌紹介

学習院院歌


作詞 安部 能成

作曲 信時 潔


一、もゆる火の火中(ほなか)に死にて

  また生(あ)るる不死鳥のごと

  破(や)れさびし廃墟の上に

  たちあがれ新学習院

 

二、花は咲き花はうつらう

  過ぎし世の栄光(はえ)ふみしめて

  まなかひに世界ををさめ

  現実を生きてし抜かん

 

三、なげかめや昔を今と

  荒波よ狂はば狂え

  黒雲よゆくてはとざせ

  我が胸は希望高鳴る

 

四、二つなく享(う)けし我命(わぎのち)

  おのがじし育て鍛えて

  もろともに世にぞ捧げん

  常(とこ)照らせ真理と平和


学習院讃歌~新しい世紀に向かって~


作詞 関根 榮一

作曲 服部 公一


新しい世紀に向かって

独り立つ たくましいその気概

われらこころのなかに

想いをたくわえるとき

常に足元を見つめ 大地を踏みしめる

 

傳(つた)えつづける左近の桜

襟の記章(しるし)は母校の誇り

おおらかな愛と誠の 花よ桜

 

歌声を世界に広げる

学習院 胸を張れわが友よ

われら こころにいつも

真理と平和を誓い

生きる喜びを共に さやかに呼びかける

 

世界にひびけ 学習院


大瀛の水


作詞 伊達 九郎(改め二荒 芳徳)

作曲 小松 耕輔


(口上)

北斗過(よ)ぎりぬ荒城の北辺に

いつくが如き山桜花(やまざくらばな)あり

双々の白竜(はくりょう) 天の時 地の利 人の和

三者共々に出(い)でて 何時しか天に昇らん

さてもしばし憩いの一時に いざや!

猛らんかな 奮わんかな 歌わんかな 踊らんかな

学習院六寮々歌 大瀛の水

 

一、大瀛の水精こりて

  ここ敷島のもとかたく

  桜の露の濃(こまや)かに

  染めて朝日の色あかし

  春桃源の夢さめて

  知りぬ東亜の風の音

 

二、思へ神代の昔より

  天津日嗣(あまつひつぎ)の高御座(たかみくら)

  まぢかき玉の階に

  匂ふ左近の桜花

  折りてかざしに賜ひけむ

  院の章の尊さを


デカンショ節


作詞 不詳

作曲 不詳


(口上)
目白の杜の名物は
匂ふ桜か学習院
遠からん者は音に聞け
近くは寄って目にも見よ
院生の仁義を知らねぇか
院生の意気を知らねぇか
パッと咲いたらパッと散る
花の男を知らねぇか
目白が丘に集まりし
院生健児の楯として
我等も此処に集いたる

 

一、デカンショ デカンショで
  半年暮らす ヨイヨイ
  あとの半年ゃあ 寝て暮らす
  ヨーイヨーイ デッカンショ

 

二、学習院 負けたら
  三途の川で ヨイヨイ
  鬼を集めて デカンショ踊る
  ヨーイヨーイ デッカンショ

 

三、俺ら 学習院さ
  目白の花さ ヨイヨイ
  可愛いあの娘の 胸こがす
  ヨーイヨーイ デッカンショ


神州男児


作詞 清岡 繁栄

作曲 澤 義道


一、神州男児の心より
  匂ひいでたる桜花
  かざしてここに愛城の
  若草もゆる丘の上(え)に
  文武の道を励まんと
  集う五百の健男児

 

五、春若草の心持
  夏雄大の気にひたり
  秋清明の霊を練り
  冬洗心の業をつむ
  健児の意気を君見ずや
  わが校の名は学習院


輔仁會會歌


作詞 新・旧ともに不詳

作曲 (旧)小松 耕輔

   (新)棚池 慶助


一、積もらば遂に 山とはならむ
  目に見えぬ塵すら
  雲入る山も その古は
  塵よりや成りけむ
  ああ我が友 諸共に
  助けつつ進まば
  山より高き功も 成らむ
  怠らず努めよ

 

二、たまらば後は 海ともならむ
  消え易き露だに
  千尋の海も その古は
  露よりや 成りけむ
  ああ我が友 諸共に
  助けつつ進まば
  海より広き業も 成らむ
  たゆみなく努めよ


逍遥歌


作詞 學習院大學應援團昭和38年入学幹部一同

作曲 同上


一、友と語りし人生は
  清き流れの大河なる
  己が行いふりかえ見れば

  街に澱める小川なり


二、母校に己を見る者は
  母校の勝利に捧げたる
  己が心と戦いつ
  今日に耐えて明日に泣け


三、共に学びし我が友に
  送る言葉が口に出ず
  はたと握りし友の手が
  かすかに震えて心打つ


応援歌


作詞 内山 弘紀

作曲 堀内 敬三


一、もり上る我等の力
  もえたぎる我等の血潮
  栄光の歴史に映えて
  ああ学習院今ぞ戦う

 

二、遥かなり我等のゆくて
  越え行くは嵐の山河
  躍進の力よ意気よ
  ああ学習院無敵の王者

 

三、たくましき我等の腕に
  青春の我等の胸に
  こだまする高き調べは
  ああ学習院勝利の歌ぞ


第二応援歌



作詞 不詳

作曲 不詳


我が精鋭のゆくところ
草木もなびて声もなし
電光一閃鋭鋒に
砕けて散りぬ 敵の陣
砕けて散りぬ 敵の陣

 

エイヤ エイヤ エイエイヤ
エイヤ エイエイヤ エイエイヤ

 

電光一線鋭鋒に
砕けて散りぬ 敵の陣
砕けて散りぬ 敵の陣


第三応援歌


作詞 福井 敏生

作曲 福井 敏生


一、いざ立て若人 我らが勇姿
  不屈の闘魂 心に秘めて
  進め 進め 力の限り
  伝統のもと 勝利を目指せ
  エイヤ エイヤ エイエイヤ
  学習院 学習院 我らが力

 

二、目白の緑は院生気質(かたぎ)
  紫紺の団旗は我らが誇り
  進め 進め 命の限り
  伝統のもと 勝利を目指せ
  エイヤ エイヤ エイエイヤ
  学習院 学習院 我らが母校

学習院マーチ



作詞 學習院大學應援團OB一同

作曲 三浦 秀秋


湧き上がる闘志
巻き起こせ追い風
駆けて行け
我ら 勝利目指し
いざ 行くぞ
勝つぞ 勝つぞ 学習院
(学習院 学習院 ゴーゴーレッツゴー 学習院)


ゆけ学習院


作詞 學習院大學應援團第60代幹部一同

作曲 南 周作


一、我らが誇り 桜咲け
  母校のために 闘わん
  恐れず進め 弛まずに
  栄光目指して ゆけ学習院

 

二、長き 誉の歩み
  偉大なる そのわだちを踏まん
  先人の教えと 軌跡
  受け継ぎ 引き継ぎ ゆけ学習院

 

三、更なる高みを 目指して
  新たな明日を 見据えん
  不敗の歴史を 築かん
  目白の杜に ゆけ学習院


桜の下に


作詞 學習院大學應援團第62代幹部一同

作曲 小野寺 祥輝

桜の下に集いし我等
誇りを胸にいざ行かん
一心不乱に突き進め
漲る力 溢れる闘志
唯一無二の仲間と共に
今こそ勝利を掴み取れ


甦る力よ


作詞 真名 杏樹

作曲 南 周作

編曲 三浦 秀秋


一、歳月の嵐を越えて
  友よ 新しい風と走り出そう
  あの日 桜の下で誓いあった
  誇りと夢を勝ち取るために
  学習院 頑張れ 胸を高鳴らせ
  声の限り呼べば 甦る力よ

 

二、流れ散る 汗のまぶしさ
  そうさ 涙の夜を思い出そう
  敵は自分の中の迷いだけ
  羽ばたけ 誰もみんな不死鳥
  学習院 頑張れ たとえ離れても
  ここに集うたびに 溢れ出す笑顔よ

 

三、澄み渡る あの大空は
  なんて 果てなく美しいのだろう
  いつか桜の下で語り合おう
  悔いなく闘ったこの時を
  学習院 頑張れ 愛すべき母校
  永久に栄光あれ 甦る力よ

青雲の桜


目白に集いし若人(わこうど)の

熱い思いが湧き上がる

紫紺(しこん)の團旗がが空に舞い

桜の紋章掲げれば

未来をを此処(ここ)に感じたる

さあ行くぞ いざ突き進め

勝利を掴む 仲間と共に

ああ学習院 華の学習院